ついに出現「中央線グリーン車」導入まであと1年半 超過密路線の"通勤風景"どう変わる? チケットの買い方は

中央線ユーザーには見慣れないグリーン車 そもそもどうやって乗る?

●料金はどうなる?どうやって乗るの?

 現在のグリーン車の料金体系を元にすると、平日の事前清算の場合、50kmまで均一780円。東京駅発だと、西八王子駅までが49.8kmでギリギリ50km以内です。高尾発だと、四ツ谷駅までがギリギリ50km以内です。それを超えると、グリーン料金は1000円になります。

 グリーン車の料金支払いは、以下の方法があります。
(1)券売機で紙のチケットを買う
 駅の自動券売機で、紙のチケットを買います。車内で車掌が回って来た時に提示します。

(2)ホームでSuicaで精算する
 ホーム上の券売機で、紙と同様にチケット購入の手続きをします。Suicaの中に情報が入るので、車内で座席に座ったあと、自分の席の頭上の端末にSuicaをタッチします。ランプが赤色から「緑色」になれば、着席完了です。

(3)モバイルSuica上で事前購入する
 モバイルSuicaアプリで「この駅からこの駅まで」というチケットを購入します。駅では何もせず、着席時に頭上の端末にスマホをタッチするだけです。

 なお、グリーン定期券もあります。通常の定期券と同じ区間であれば、モバイルSuica上で購入することも可能です。

●既存のグリーン車と何が違う?

 グリーン車両の詳細な仕様は明らかになっていません。ただ、現在判明している外観で最大の違いは「ドアが2枚両開き」、つまり普通の電車と同じ構造であること。これまでのグリーン車両は1枚扉ですが、中央線の場合はより乗降を素早くこなすため、このようになっています。

【了】

【画像】えっ…!これが「中央線グリーン車」の実際の走行風景です

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