九州旅「佐賀空港からレンタカー利用」したらコスパ最強すぎた件 てか安すぎる!? 立地も案外良い!

九州北部の3空港でもっとも利用者が少ない佐賀空港。ここでは、「24時間まで1000円でレンタカーを借りられる」非常にコストパフォーマンスの高いキャンペーンを展開しています。

福岡、熊本、長崎もアクセス良好

 九州北部の空港として定義されているのが「福岡・北九州・佐賀」の3つです。この3空港はANA(全日空)の予約サイトでも到着地の1つとしてまとめられているページもあるほか、航空券によっては、相互利用で福岡発着便から佐賀・北九州発着便に振替も可能です。
 
そのなかでもっとも利用者が少ないのが佐賀空港。ですが、旅行スタイルによっては、同空港を使って九州を旅行するのが、実はコスパの良い手段になりえるでしょう。

Large 01

拡大画像

佐賀空港のレンタカーターミナル(乗りものニュース編集部撮影)。

 そのケースとは、「1泊2日でレンタカーを用いた九州旅をする」ということです。レンタカーは通常24時間利用した場合、5000円以上、場合によっては1万円を超えるケースも珍しくありませんが、佐賀空港では同空港到着便利用者に対し、「24時間まで1000円」で借りられる破格のキャンペーンを展開しているのです。

 嬉野温泉や唐津、呼子といった県内観光だけではなく、佐賀空港がある佐賀市は福岡県にも隣接。福岡県はもちろん、熊本県にも60から90分圏内で行ける距離にあります。また、長崎・佐世保へも90分程度と、県内に留まらない、”気ままにレンタカーで九州巡り”を格安で体験可能です。

 また一部レンタカー会社では、佐賀県内営業所、福岡県南西部(大牟田市、久留米市、柳川市)、熊本県北部(玉名市)営業所で返却する場合の乗捨て料も、無料で対応しています。

 この1000円レンタカーは空港内のレンタカーターミナルに入居する、ニッポンレンタカー、バジェットレンタカーなど6社で対応しています。利用方法も、「前日までに電話で予約をいれ、当日に搭乗が確認できるもの”を空港レンタカーカウンターに提示する」といシンプルなもの。空きがあれば前日でも予約できるというのも、こういったキャンペーンのなかではユニークかもしれません。

 なお、搭乗記録は紙面上で対応しているようで、オンライン航空券の場合、搭乗証明書などを空港で発行してもらう必要があります。

 もちろん別空港からLCC(格安航空)を使う、レンタカーを使用せず、鉄道・バスアクセスに強みをもつ福岡空港から鉄道を使うといった、コストパフォーマンスの高い九州旅の手段はいくつもあるものの、先述のような条件下では、「佐賀空港から1000円レンタカー」がもっとも有効な手段となりえるかもしれません。

 なお、このキャンペーンは2024年3月末まで(年末年始期間をのぞく)継続実施される予定とのことです。

【了】

【立地よくない?】佐賀空港と九州の観光名所への所要時間一覧

テーマ特集「【特集】羽田、成田から下地島まで…全国の空港特集」へ

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。