ガソリンに“使用期限”ある?「超高いしクルマ極力使わないように…」でいつまでイケるのか
「古いガソリンを入れっぱなし」は結構ダメージある?
石油連盟によると、劣化したガソリンは酸化が進み、場合によっては燃焼不良などの不具合を引き起こす恐れがあるといいます。また出光興産は、長く放置されたガソリンは液化したゴムのようにベタベタした状態になり、機械の汚れや目詰まりの原因にもなるほか、最悪の場合は燃料タンクを腐食させ、ガソリン漏れを引き起こすおそれがあるとしていました。
劣化したガソリンは異臭もあるそう。こうなるとタンク内のガソリンをなるべく早く入れ替えていくことが重要ですが、ガソリンを残したまま何年も放置した車両などは、ロードサービスを呼ぶなどして専門家に抜いてもらったほうがよい場合もある、ということでした。
なお、ガソリン高騰をうけ、2023年9月7日より政府は、石油元売り会社に補助金を支給して卸価格を引き下げる補助金の拡充策を発出し、10月中には1リットル175円まで価格が抑えられる見込みと報じられています。
その一方でJAF(日本自動車連盟)は、ガソリン税などに上乗せされ続けている「当分の間税率」の廃止、およびガソリン税に消費税が課税されている「Tax on Tax」という不可解な仕組みの解消を求める声明を2023年8月に発出。減税によるガソリン価格の抑制を政府に求めています。
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