首都高の激ムズ要因「右側合流」なぜ多い 出入口もJCTも“ランプは右”が当たり前!? 後方確認キビシ~!

地方からクルマで都内に入る人などで、「首都高は怖い」という人が少なくありません。怖いといわれる大きな理由のひとつが、「右側合流」の存在です。どういった理由で右側に出口が設置されたのでしょうか。

建設当時の土地事情が大きく影響

 地方からの仕事や旅行で都内をクルマ移動する場合、首都高を怖がるドライバーは少なくありません。SNSでも「カーブが急」「合流分岐や出入口が分からない」といった意見がありますが、なかでも苦手という声があるのが、“右側から合流”の多さです。

Large 20230909 01
首都高速のイメージ(画像:PAKUTASO)。

 一般的な高速道路では、JCTやIC出口への分岐も、入口からの合流も左側にありますが、首都高ではなぜか、どちらも右側にあるケースが多いのです。一般道から首都高へ乗る際も、下りる際も「左側に寄っていればいいんだ」という常識は簡単に打ち砕かれます。

 日本のクルマは右ハンドルのため、右側入口から進入する場合は後方確認の視界が限られ、左側から合流するより圧倒的に難易度が高くなります。そもそも、通常の高速道路では、左側を「走行車線」、右側を「追越車線」としていますが、首都高ではそうした決まりがありません。

 さらに、入口から本線への加速車線も短いことが多く、進入直後にカーブやトンネル、さらにはJCTなどの分岐があることも多く、ドライバーを焦らせる要因にもなっています。なぜ、こうした構造が多いでしょうか。

 首都高はもともと、用地買収に困難を極め、公共用地を中心として建設されました。右側の出入口もある意味、用地取得を最小限に抑える工夫の一つです。

 たとえば3号渋谷線や4号新宿線などは右側入口・出口が多くみられますが、それらは、上下線別の高架橋の間にランプが設置され、地上を走る国道とをつないでいます。国道に面してビッシリと建物が立ち並んでいますが、仮に道路の左側へランプを付ければ、そのためのスペースを確保するのに立ち退いてもらわなくてはなりません。道路の右側、つまり中心側にランプをまとめることにより、限られた道路空間のなかでやりくりしているのです。

 ちなみに、首都高速道路株式会社が運営している「首都高ドライバーズサイト」には、「出入口の注意点は?」と題し、右側入口や出口を実走する動画が公開されており、分岐点や本線に入るタイミングなどがわかるようになっています。

【了】

【うわっ…、エグすぎだろ】首都高の右側入口の例(写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  2. 都市に迫るロシア軍の「弾道ミサイル」が“空中で木っ端みじん”になる瞬間をウクライナ軍が公開 追尾から撃墜まで詳細に
  3. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  4. 海自潜水艦 アメリカ海軍の“歴戦の揚陸艦”を標的に魚雷発射! 実弾演習で巨大な水柱があがる瞬間を公開
  5. 旅客機の右エンジンに「侵入者」が直撃! 離陸直後に“炎が吹き出す”戦慄映像が公開される
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開