ウクライナでも走れ!「いすゞのトラック」第2弾 今度は一挙に24台 地雷・不発弾の処理部隊へ

汎用性に優れたトラックが実は一番ありがたい?

ウクライナ訪問中の林外相も供与式に出席

 外務省は2023年9月9日、我が国のODA事業により、JICA(国際協力機構)を通じてウクライナ非常事態庁(SESU)にクレーン付きトラック24台を供与したと発表しました。
 
 供与式典にはウクライナを訪問中の林芳正外務大臣も出席。ウクライナのイーホル・クリメンコ内務大臣や、同国非常事態庁のヴォロディミル・デムチューク長官代行らと供与機材を視察するとともに、ウクライナにおける地雷・不発弾対策の概要説明を受けたといいます。

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日本が供与したクレーン付きトラックを視察する林芳正外務大臣(画像:ウクライナ非常事態庁)。

 今回供与されたトラックは、日本政府が資金提供する不発弾・地雷除去プロジェクトの一環だそう。そのため、これらはウクライナ国家非常事態庁の不発弾処理専門部隊で使用されるそうです。

 今回のトラック供与に対し、前出のイーホル・クリメンコ内務大臣は「日本ならびに日本人がウクライナの安全な環境を作るために貢献してくれることに感謝します。私たちはあなた方のサポートに感謝するとともに、いつまでも忘れません」と述べていました。

【了】

【軍用じゃないからカラフル】日本のODAで供与された地雷探知機や対爆スーツなど(写真)

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