目指すは射程1000km超え! 米軍の「未来のミサイル」初の実戦投入 射撃シーンを動画で公開し注目集める

アメリカ中央軍(CENTCOM)は2026年3月1日、新型の長距離精密打撃ミサイル「Precision Strike Missile」、通称「PrSM(プリズム)」を初めて実戦投入したと発表し、公式Xで射撃の様子を収めた動画を公開しました。

米軍の次世代ミサイル「PrSM」初の実戦投入

アメリカ中央軍(CENTCOM)は2026年3月1日、新型の長距離精密打撃ミサイル「Precision Strike Missile」、通称「PrSM(プリズム)」を初めて実戦投入したと発表し、公式Xで射撃の様子を動画で公開、注目を集めています。

Large 20260307 01

拡大画像

2019年に行われたPrSM発射試験の様子(画像:アメリカ陸軍)

 このミサイルが用いられたのは、アメリカとイスラエルがイランに対して展開している大規模軍事作戦「オペレーション・エピック・フューリー」においてです。

 PrSMは、従来の地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」の後継として開発された次世代兵器で、最大射程は500kmを超えるとみられます。ATACMSの射程は約300kmといわれているため、大幅な射程の延伸が図られています。

 元々、PrSMはATACMSの後継として開発がスタートしましたが、大きな転機となったのは2019年です。アメリカがロシアとの間に結んでいた「中距離核戦力(INF)全廃条約(射程500~5500kmの地上発射型ミサイルを禁止)」から離脱したことを機に、500km以上の射程延伸が解禁され、現在の長射程化へと繋がりました。

 地上目標だけでなく、海上目標への攻撃も可能にする計画があり、将来的には最大射程が1000kmまで伸びると予想されています。発射プラットフォームとしては「HIMARS(ハイマース)」高機動ロケット砲システムなどを想定しており、アメリカだけでなくオーストラリアも導入を決定しています。

 アメリカ軍はロシアや中国への警戒から、既存の戦術ミサイルをPrSMへ置き換えることを急務としており、近い将来、在日米軍にも配備される可能性が高いと見られています。

 アメリカ中央軍は初となる今回の実戦運用について、「革新的な技術を活用し、敵にジレンマを与える作戦を遂行した兵士たちを誇りに思う」と高く評価しています。現代戦のあり方を大きく変える最新鋭ミサイルが実戦投入されたことで、世界の軍事トレンドに多大な影響を与えそうです。

【ミサイル以外も撃てます!】ハロウィンで“子どもが喜ぶもの”を放つ「ハイマース」(写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  3. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  4. 「知らなかった!」SNSで話題に 高速道路の“2つ並んだ赤い三角コーン”、実は超重要な「ある合図」だった! NEXCO公式が投稿
  5. ロシアのミサイル部品工場が「大炎上」 ウクライナ軍の航空機から発射した巡航ミサイルが「直撃」か
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号