なぜ? 異端「国内ではレア機『757』で“懐かしの極北の地”」目指す新航空、まさかの社名変更へ

どこの国の航空会社なのか、ちょっと分かりづらくなりました。

鉄道とブランド名が被り…

 2023年7月に運航を開始した、アラスカ・アンカレッジに拠点を構えるノーザンパシフィック航空が9月、社名を「ニュー・パシフィック航空」に変更すると発表しました。運航開始2か月弱での社名変更はどういった理由からなのでしょうか。

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「ニューパシフィック航空」に社名変更したノーザンパシフィック航空のボーイング757(画像:ニュー・パシフィック航空)。

 ニュー・パシフィック航空はボーイング757-200を使用する国際線LCC(格安航空会社)で、拠点のアンカレッジを経由し、ニューヨーク、フロリダ、カリフォルニア、ネバダといったアメリカ各州の都市と、日本と韓国といったアジア地域をむすぶ計画をもって運航を開始しました。現在はアメリカ国内線のみの運航にとどまっていますが、公式サイトによると、承認が降り次第日本路線を開設する意向を明らかにしています。

 現在の主力機であるボーイング757は、製造機数は1000機以上と好調な売上を記録したものの、日本の航空会社では採用されなかったモデルで、現在も日本に乗り入れてくるケースは、ごく一部の海外航空会社の便、もしくは外国の貨物便といった程度。国内ではレア機に分類されます。また、すでに製造も終了しており、経年化により運用機数も徐々に減りつつあり、同社も将来的には別のモデルの導入も検討しているとしています。

 また同社が拠点とするアンカレッジ空港は、日本発着の国際線の経由地として、一定年代以上の旅客には馴染み深い“懐かしの乗り継ぎの聖地”としても知られており、同社機が就航すれば、ここに経由地としても、目的地としても行くことができます。

 今回の社名変更についてニュー・パシフィック航空は明確な理由を示していませんが、現地メディアなどの報道によると、前身に「ノーザンパシフィック鉄道」を持つアメリカの鉄道会社、BNSFがニュー・パシフィック航空に対し、「ノーザンパシフィック」の商標権侵害を訴えたことが背景にあるとのことです。

【了】

【写真】古さナシ? ニューパシフィック航空の全貌&機内

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