「泊まれるバス&“バス駅”」誕生 築73年の案内所を1日1組限定の宿泊施設にリノベ 大胆すぎる車内!!

どっちで寝てもOKです!

その名も「ばすてい」伊豆に誕生

 小田急グループの東海バスは2023年10月17日、かつてのバス案内所と路線バス車両を一体的にリノベーションした1日1組限定の宿泊施設「ばすてい」を11月17日(金)に開業すると発表しました。

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11月オープンの「ばすてい」(画像:東海バス)。

 宿泊施設に生まれ変わる西伊豆町の「宇久須案内所」は、かつて鉄道との直通乗車券を販売する「宇久須駅」として機能した築73年の建物です。2022年3月をもって案内所を閉じリノベーション。引退した路線バス車両を並べた全国的にも珍しい宿泊施設に生まれ変わるといいます。

 案内質の待合室だった場所は飲食が可能なダイニングルームに。バスの待ち時間に腰かけていた木のベンチや図書室のように本を自由に手に取れる本棚も復元します。案内所のカウンターや事務室は調理器具を備え付けたキッチンになり、食材を事前予約すると、地域の民宿や漁協の協力のもと海の幸を盛り込んだセットを提供するとのこと。かつて倉庫等として使用されていた部屋は、浴室、トイレ、洗面などの設備とベッドルームにリノベーションするといいます。

 併設されるバスは、1999年式の中型バス「いすゞ・ジャーニー」で、東海バスのレトロカラーに塗装。「運転席に座ってハンドルや行先表示ボタンの操作をお楽しみになり、降車ボタンを何度でも押していただける」ということです。車両中ほどには、ボックス席やベッドを設けるといい、こちらで過ごすことも可能です。

 宿泊料金は1棟1泊3万4000円~(税込み。食事予約は別途料金)。東海バスのホームページから予約できるといいます。現地は三島駅、修善寺駅からそれぞれバスで約90分、約70分の場所となっています。

 ちなみに、施設名の「ばすてい」は「バス」と「ステイ」を掛け合わせているとのことです。

【了】

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