宮崎市内の「狭い国道10号」解消へ 西側バイパス「住吉道路」いよいよ測量開始 渋滞ポイントへ対策

宮崎北バイパスと佐土原バイパスをつなぐバイパスが誕生します。

2023年度に新規事業化

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混雑する宮崎市内の国道10号(画像:国土交通省)。

 国土交通省 宮崎河川国道事務所は2023年10月13日(金)、宮崎市北部の国道10号をバイパスする「住吉道路」について、測量に本格着手すると発表しました。

 当該区間の国道10号は、生活道路を兼ねた昔ながらの2車線道路が残っており、平均速度が25km/h周辺に落ち込む渋滞ポイントとなっています。前後は宮崎北バイパスと佐土原バイパスが完成していますが、それらを繋ぐ6.4kmの高架・盛土4車線道路がこの「住吉道路」です。

 2023年4月に念願の事業化を果たし、工事へGOサインとなって、まずは路線測量や詳細設計、そして用地取得などが本格的に始まっていきます。

 工区内にトンネルは無く、他の山岳バイパスに比べると工事は短期間となりそうです。ボトルネックとなっていた市内南北軸がようやくスムーズになっていくことが期待されます。

 宮崎市を通過していく広域ネットワークは、山側に東九州道が走っていますが、こちらもやっと暫定2車線で県内がつながったばかり。4車線化へは2019年に宮崎西IC~清武ICが事業化したばかりです。

【了】

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