日本三大名瀑「袋田の滝」渋滞解消へ? 国道118号「袋田バイパス」完成 川も鉄道もスルー!

紅葉の時期に……間に合う?

袋田の滝渋滞を回避なるか? バイパス開通

 茨城県は2023年10月24日、大子町で整備を進めていた国道118号「袋田バイパス」が12月2日(土)15時に全線開通すると発表しました。

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中央が袋田バイパス。久慈川を何度もわたる(画像:Google earth)。

 袋田バイパスはJR水郡線 袋田駅前後で久慈川の東岸を行く国道118号現道に対し、久慈川を3度跨いで線路の西側をゆくバイパスです。今回、1.3kmが開通することで、約3.6kmの全線がつながります。事業化は1989(平成2)年度で、34年越しの全通となります。

 国道118号は茨城と福島を結ぶ水郡線沿いの道ですが、バイパスされる区間の現道には、日本三大名瀑として有名な茨城県屈指の観光地「袋田の滝」へ通じる道が接続しています。このため、特に秋の紅葉期間中は観光客で渋滞をきたしていました。それ以外にも現道はカーブが多く、バイパスは屈曲部の解消にもつながるということです。

【了】

【「袋田の滝渋滞」の救世主!】袋田バイパスについて(地図/写真)

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