なぜ箱崎JCTは「キング・オブ・ジャンクション」になったのか 複雑怪奇な構造はまさかの「空港」由来!?

複雑すぎる構造から、「キング・オブ・ジャンクション」とも呼ばれる「箱崎JCT」。なぜこのような構造となったのでしょうか。これに関係するのは、隣県にある「成田空港」でした。

箱崎JCTと成田空港の深ーい関係

 箱崎JCTを構成する6号線は、当初、江戸橋JCTから人形町などを経由してまっすぐ北東へ向かうような線形で計画されましたが、民地を避けて川の空間を活用した結果、南へやや迂回する現在の線形に変更されています。現在の箱崎JCT前後の区間は、もともと水路だったのです。

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成田空港(乗りものニュース編集部撮影)。

 そのようななか、1966年に成田空港の建設が閣議決定され、1968年、T-CATの建設が決まったことで、箱崎ロータリーが設けられることになりました。

 もともとT-CATは、「成田空港の一部をそのまま東京へ持ってきた」ような存在でした。ここで成田空港の搭乗手続きや出国審査も済ませて、バスに乗り、空港でそのまま飛行機に乗ることができたのです。バスは一般街路へ下りることなく、T-CAT~高速道路~空港の移動で完結していました。

 2001年に発生したアメリカ同時多発テロ事件の影響により、T-CATでの搭乗手続き業務は終了し、T-CATは純粋なバスターミナルになっています。しかしながら、箱崎JCTが複雑になったのは、空港の機能を持ったが故のことだったのです。

【了】

【カオスすぎる…】これが「キングオブジャンクション」完成までの変遷です

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