なぜ箱崎JCTは「キング・オブ・ジャンクション」になったのか 複雑怪奇な構造はまさかの「空港」由来!?

複雑すぎる構造から、「キング・オブ・ジャンクション」とも呼ばれる「箱崎JCT」。なぜこのような構造となったのでしょうか。これに関係するのは、隣県にある「成田空港」でした。

箱崎JCTと成田空港の深ーい関係

 箱崎JCTを構成する6号線は、当初、江戸橋JCTから人形町などを経由してまっすぐ北東へ向かうような線形で計画されましたが、民地を避けて川の空間を活用した結果、南へやや迂回する現在の線形に変更されています。現在の箱崎JCT前後の区間は、もともと水路だったのです。

Large 20231104 01
成田空港(乗りものニュース編集部撮影)。

 そのようななか、1966年に成田空港の建設が閣議決定され、1968年、T-CATの建設が決まったことで、箱崎ロータリーが設けられることになりました。

 もともとT-CATは、「成田空港の一部をそのまま東京へ持ってきた」ような存在でした。ここで成田空港の搭乗手続きや出国審査も済ませて、バスに乗り、空港でそのまま飛行機に乗ることができたのです。バスは一般街路へ下りることなく、T-CAT~高速道路~空港の移動で完結していました。

 2001年に発生したアメリカ同時多発テロ事件の影響により、T-CATでの搭乗手続き業務は終了し、T-CATは純粋なバスターミナルになっています。しかしながら、箱崎JCTが複雑になったのは、空港の機能を持ったが故のことだったのです。

【了】

【カオスすぎる…】これが「キングオブジャンクション」完成までの変遷です

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  2. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  5. 屋内で息を潜めていたロシア軍の装甲車が「次々に大炎上」 攻撃準備中に急襲される瞬間を捉えた映像が公開
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  5. ロシア海軍のステルス艦が「大炎上」 ウクライナの攻撃で撃破される瞬間を捉えた映像が公開