全弾命中!?「陸自期待の新装備」が性能確認 “砲を真横に向けて撃つ様子”も公開
様々な場面や環境下を想定して射撃を行ったとのこと。
教育訓練研究本部が「19式装輪自走155mmりゅう弾砲」を試験
陸上自衛隊・教育訓練研究本部は2023年10月27日(金)、2019年に装備化された「19式装輪自走155mmりゅう弾砲」の性能を確認したと発表しました。装備実験隊・第2実験科で、様々な場面や環境下で射撃を行い、新機能を含めて十分な性能を持つことを確認したとしています。
19式装輪155mm自走りゅう弾砲は、旧式化した牽引式火砲の155mmりゅう弾砲(FH70)を更新するために導入が進められている装備で、2023年8月から部隊配備が始まっています。ドイツ製8輪式大型トラックの荷台に、国産の日本製鋼所製155mmりゅう弾砲を搭載していることが特徴です。
砲は既に導入されている「99式自走155mmりゅう弾砲」と基本的に同じ仕様であるため、射程や威力といった性能はほぼ同等で、砲弾や装薬も同じものが使用可能です。
教育訓練研究本部は公式X(Twitter)で、「19式装輪自走155mmりゅう弾砲」が砲を真横に向けて射撃している画像も公開しています。なお、性能確認では全弾が命中したとしています。
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