見たことある? 隠されていた“キハ40顔” ベール脱いだ会津鉄道の改造車

普段は連結面に隠れているのです。

「お座トロ展望」ですが…

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国鉄(JR東日本)キハ40形を改造した会津鉄道のAT-400形気動車(画像:会津鉄道)。

「これがみたかったんでしょ!?」
 
 会津鉄道が2023年11月23日(木・祝)、公式X(旧Twitter)へこう投稿しました。添えられた写真には、同社の観光列車「お座トロ展望」に使われるAT-400形気動車が写っています。しかし、見慣れない姿形です。

 というのも、通常は2両編成で運行されるため、連結面となる部分の“顔”は見えません。写真は連結を切り離し、普段は隠れる“顔”を写したものだったのです。

 そこには往年の国鉄型キハ40形の面影が垣間見えました。そもそもAT-400形は、JR東日本から譲渡されたキハ40形を改造したものですが、展望室となったのは片側だけ。普段は隠れる連結側は、ライト類などが取り替えられているものの、国鉄型気動車の出で立ちが感じられます。

 投稿日の日中には、会津田島駅(福島県南会津町)構内で撮影会が開催されました。列車は解結し展示されたため、参加者は観光列車の“隠れた顔”を見られた貴重な機会となったようです。SNSでは「何これ?」「初めて見た」といったコメントも多く見られました。

【了】

【写真】撮影会の様子

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