錦糸町駅前「四ツ目通り」拡幅事業スタート スカイツリー近くまで街並み一変?

いまでも4車線ありますが、もう少し広がります。

錦糸町駅前の通りをさらに5m拡幅

 東京都建設局は2023年11月30日、放射32号線の拡幅事業について、国土交通省から都市計画事業の認可を取得し、事業に着手すると発表しました。

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錦糸町駅前の四ツ目通り(画像:写真AC)。

 放射32号線は、錦糸町や押上駅前を通る南北の道路「四ツ目通り」で、地下には東京メトロ半蔵門線が通っています。今回は、錦糸町駅前の「錦糸公園前」交差点から北へ、春日通りと交わる「横川交番前」交差点までの715mについて、22mの道路を27mに拡幅します。

 車道はこれまで通り4車線、その両側に自転車通行空間と歩道が整備されます。

 歩道は現在よりも拡幅されるほか、電線を地下に埋めて無電柱化が図られ、街路樹も設けることで良好な都市景観が創出されるとしています。緊急輸送道路としての機能強化、地域の防災力強化が主な目的となっています。事業期間は令和14年度(2032年度)まで。事業費は77億円です。

 四ツ目通りは現状でも広いように思えるかもしれませんが、都市計画図を見ると、道路の端が現在よりもやや西側を通るようになっています。おおむねその部分まで拡幅されると見られます。

 なお、四ツ目通りでは東京メトロ東陽町駅付近の470m区間でも、同様の拡幅事業が行われています。

【了】

【現状でも広いけど…?】「四ツ目通り」拡幅の概要(画像で見る)

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