東海道新幹線の屋根上に「レーザー」搭載!? 国内初の技術で点検作業が“あっという間”に?

線路を500km歩く必要なくなる!?

驚きの点検効率化! 300km/hでいけちゃう!

 JR東海は2023年12月12日、新たな「架線検査装置」を開発したと発表しました。

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東海道新幹線の列車(画像:写真AC)。

 今回開発した「架線三次元検測装置」「電車線金具異常検知装置」は、いずれも列車に電力を供給する線路上空の架線を、“列車で走りながら”検測する装置で、国内初の技術とのこと。これまで全長500km以上におよぶ線路上を徒歩で巡回して行っていた架線の外観検査が大幅に効率化されます。

 装置はどちらも車体の屋根上に設置。「架線三次元検測装置」は、ラインセンサーカメラでの撮影に加えて、測域センサーから照射されるレーザーで架線どうしの位置を追跡することで、架線の正確な位置関係を再現し、架線交差部などのの複雑な位置関係を検測できる手法だといいます。

「電車線金具異常検知装置」は、同じくラインセンサーカメラと近赤外線照明にて電車線金具の画像を取得、AI(人工知能)により金具の変形や破損などの異常を自動で検出するそうです。ちなみに電車線金具は沿線に40万個もあり、地上からの目視と保守用車などを使用した至近距離からの検査を組み合わせていたそうです。

 どちらも、最高速度300km/hの高速走行中でも自動の検測が可能。作業員が日々全線の各地で実施している徒歩巡回などによる外観検査や夜間の測定作業の削減につながるといいます。装置で取得したデータを、今後整備するミリ波方式列車無線で伝送し、タイムリーな保守作業を可能にするということです。

 JR東海は、これら技術を検査の高度化と今後の労働力不足を見据えた省力化の切り札として位置付けています。今後は、装置の長期耐久性など営業列車への搭載に向けた検証、さらなる精度向上を図り、2027年予定のミリ波方式列車無線の運用開始後に活用する見込みです。

【了】

【マジでスゴイ!】これが「時速300キロで架線点検」技術です!(画像)

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