430馬力超え!日産「アリア NISMO」東京オートサロンで初公開 EVのフラッグシップだ

見た目だけじゃなく中身もチューニング。

ラインナップは2モデル

 日産は、2024年1月12日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した「東京オートサロン2024」において、新型「アリア NISMO」を初公開しました。

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東京オートサロン2024の会場で初公開された日産「アリア NISMO」(乗りものニュース編集部撮影)。

 アリア NISMOは、クロスオーバーEV(電気自動車)として販売されているアリアの
e-4ORCEをベースに、NISMOの名にふさわしい専用チューニングとドレスアップが施されたモデルで、EV NISMOのフラグシップモデルになります。

 ベースモデルと比べて最高出力を約10%向上させ、NISMO専用の加速チューニングを施したことで、「日産アリア」の持つ圧倒的な動力性能をさらに引き上げ、気持ちのよい加速を実現したとのこと。加えて専用のNISMOドライビングモードでは、レスポンスを最大化し、EVならではの加速力をフルに発揮できるようにしているそうです。
 
 また、本モデル専用となる20インチ径のアルミホイールとタイヤを装着するとともに、シャシーを構成する各部品にもNISMO専用のチューニングを施すことで、車両の安定性と回頭性を高め、軽快でなめらかな走りを実現。さらに、電動駆動の4輪制御技術にも「NISMO tuned e-4ORCE」と名付けられた専用のチューニングを施すことで、限界走行時においてもより高いライントレース性を実現し、思い通りのコーナリングを可能にしています。

 インテリアについてもNISMO専用シートや、高い質感と高揚感を誘うデザインを採用しています。

 ラインナップは、アリアに設定されている「B6」と「B9」の2グレードをベースに用意されています。前者は最高出力270kW(約367馬力)、最大トルク560Nmを発揮し、66kWhのバッテリーを搭載、後者は最高出力320kW(約435馬力)、最大トルク600Nmを発揮し、91kWhのバッテリーを用いるモデルになります。

 日産によると発表は2024年春を予定しているそう。価格などの詳細はまだ不明です。

【了】

【後ろ姿も】初公開の日産「アリア NISMO」車内までイッキ見(写真40枚)

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