白いフェリーじゃない!? LNG「さんふらわあ」新造船デザイン明らかに 「青」多めでかなりイメチェン!
白亜の船体じゃない!
イメージ大変化 大洗~苫小牧航路の新造船
商船三井さんふらわあは2024年1月22日(月)、大洗~苫小牧航路へ2025年に就航予定の新造LNG(液化天然ガス)燃料フェリー2隻のデザインを決定したと発表しました。
「さんふらわあ」ブランドの船といえば、白い船体に大きな太陽のマークが特徴ですが、今回は側面から船首まで、青色に塗られる範囲が大きく、白と青のツートンカラーといえるデザインに。太陽マークは白い部分に引き続き描かれます。
環境に優しいLNG燃料を使用することで、「豊かな地球と海を守りながら、海と陸、地域と地域、人と人といったあらゆるものを繋ぎ、皆さまの暮らしと未来を明るく照らすことを目指しています」とのこと。その思いから、海を空を表す青をアクセントカラーとし、「夜明けの海」と「新しい時代を照らす光」をイメージしたデザインで「新たな未来へ歩みだす船」を表現しているそうです。
このLNG燃料フェリーは、瀬戸内海航路に使用されている「さんふらわあ くれない/むらさき」に続く日本で2番目のLNG燃料フェリーになります。従来の重油焚き船に比べて、排出SOx(硫黄酸化物)やCO2(二酸化炭素)などを大幅に削減できるほか、今回は、船首が丸みをおびた流線形で、斜め向かい風を推進力として利用できる「ISHIN船型」を採用。CO2排出量はトータル約35%抑えられるそうです。
なお、2隻の新造船によって大洗~苫小牧航路の「さんふらわあ しれとこ」「さんふらわあ たいせつ」が置き換えられる予定です。
【了】
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