「えっ、ミサイルをM2機関銃で撃墜!?」ロシアの脅威に100年近いロングセラー兵器が「意外な活躍」
ドローンではなくミサイル?
巡航ミサイルの撃墜はかなり珍しいこと
ウクライナ軍は2024年1月23日、ウクライナ北部の防衛を担当している機動射撃部隊が、ブローニングM2重機関銃を用いてロシアの巡航ミサイルを撃墜したと発表しました。
今回のミサイルは、キーウ、ハルキウなどを目標としたロシア空軍の夜間空爆の際に撃墜されたそうで、ウクライナ国防省はミサイルの種類を空中発射型の巡航ミサイルであるKh-101としています。
発射されたミサイルは合計41発で、ウクライナ軍は21発を撃ち落としました。そのうちの1発がM2重機関銃の精密射撃によって撃墜されたようです。これまで、同重機関銃を用いてイラン設計の「シャヘド」のような自爆ドローンの撃墜実績はありましたが、巡航ミサイルの撃墜はかなり珍しいことのようです。
M2重機関銃は、2023年に誕生90年を迎えたアメリカ製の重機関銃で12.7mmの弾丸を使用します。ウクライナへは、かなり数のM2重機関銃が、西側諸国から車両や弾薬などと一緒に供与されているとみられています。
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