「神戸空港=関西最強」の時代来るか!? “下剋上”のカギ 航空業界を震撼させた「タッグ」の行方

FDAの親会社が、スカイマークの筆頭株主となったことは、業界にとって寝耳に水の情報でした。ただ、今後の提携内容として想定されうるのが、「神戸空港の激変」です。

「神戸空港激変」のカギに2社が絡みまくりそうな理由

 神戸空港における2社の路線の「すみ分け」は既にあるため、接続時間の調整如何でFDAとスカイマークの乗り継ぎが広がる可能性はあるでしょう。機材の席数が重ならないため、今後の路線展開へ柔軟に対応できるとも考えられます。

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FDA機(乗りものニュース編集部撮影)。

 神戸空港をめぐっては、2022年には長年の関西空港との「すみ分け」解消が合意され、2030年をめどに国際線も就航できるようになる予定です。サブターミナルが供用される2025年は大阪・関西万博による旅客数の増加も期待されます。

 いわば、神戸空港は「変化」の時を迎えているのです。アクセスが良いながらも「関西3空港」では最も小さいという評価から、利便性をはじめ、その地位が大きく向上する可能性を秘めています。

 また、スカイマークもFDAも、フルサービスより抑えられた運賃設定を特徴としており、ここも旅行者にとっては強みといえるポイントです。

 スカイマークも新型コロナの感染拡大により2020年に成田~サイパン線を運休して以来、国際線は就航していませんが、将来、これを再開する際は、神戸空港のサブターミナルを活用できるかもしれません。

 またFDAは、2024年3月に4号機が退役し15機体制になりますが、コロナ禍前は20機体制も視野に入れていました。スカイマークの路線拡大は、提携が深まればFDAの機材増加につながるとも考えられます。

 このようにFDA・スカイマークの動向を考える際、神戸空港は「鍵」になり、三位一体として見ていく必要もありそうです。3者の動きがうまくかみ合えば、「変化」は「激変」へ飛躍するでしょう。それだけに、FDAとスカイマークがどう動くは注視すべきポイントでしょう。

【了】

※誤字を修正しました(2月15日10時40分)

【図】どう変わる? これが「将来の神戸空港」のイメージです

【特集】羽田、成田から下地島まで…全国の空港特集

Writer:

飛行機好きが高じて、旅客機・自衛隊機の別を問わず寄稿を続ける。

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