「煮干し/いりこ」呼び方に境界線があった!? 地図に落としたゼンリンへの反響とは

混在地域も存在します。

近畿は「だしじゃこ」?

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弘前駐屯地の献立「煮干し焼きそば」。写真はイメージ(画像:陸上自衛隊東北方面隊)。

 地図会社のゼンリンが、「煮干しの日」であった2024年2月14日(水)、公式X(旧Twitter)に「いりこ/煮干しマップ」を投稿しました。「煮干し」をどう呼んでいるのか、全国から寄せられた2000件の回答を集計し、その境界に迫ったのです。

 地図によると、「煮干し」と呼ぶのは北海道から兵庫県辺りまで、一方「いりこ」と呼ぶのは沖縄県から大阪府辺りまでという結果に。つまり兵庫県、大阪府、和歌山県は、地域によって「煮干し」とも「いりこ」とも呼ぶようです。

 ただ、近畿地方と富山県では「じゃこ」「だしじゃこ」という呼び方も定着。そのほか岡山県では「いり干し」、長野県の松本市周辺では「むし」、新潟県では「ほしこ」など、地域独特の呼称もあるようです。

 ゼンリンの投稿へは、「え、いりこって東の人に言っても通じないの!?」「香川県でうどんを食べた時、『いりこ出汁』といわれて意味が分からなかった」「エスカレーターの立ち位置みたい」「混在地域在住です、どうも」「目からいりこ」といった声が聞かれています。

【了】

東京は「煮干し」その証拠(写真)

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