見た目ほぼ電車なバス!? 名古屋の新交通「SRT」デザイン案あきらかに 座席もかなり斬新! いよいよ実現近づく

見た目“路面電車”ですよコレ!

SRTのデザインイメージ固まる

 名古屋市は2024年2月28日、導入を検討している新たな路面公共交通システム「SRT」について、5日に開催された第4回トータルデザイン懇談会の内容をwebサイトで公表しました。車両などのデザイン案が明らかになっています。

Large 20240229 01
SRTのデザイン案(画像:名古屋市)。

 SRT(Smart Roadway Transit:路面公共交通システム)は、名古屋市が名古屋駅ー栄などの市街地区間で導入を計画している、連節バスとLRT(次世代路面電車)の特徴を兼ね備えた交通機関。高い輸送力と低床構造によるバリアフリー性を特徴として打ち出しています。

 今回、具体的な車両イメージ案が公表されましたが、その姿はまさに「路面電車」に近いようです。前輪の1軸こそタイヤがむき出しですが、後方の2軸はタイヤがボディに隠れる形となっており、見た目からも床が低いと分かるデザインで、「既存の公共交通とは異なる新しい路面交通であることを訴求する」というアイデンティティが表現されています。

 また、その車体は“ほぼガラス”と言っていいほど、窓の面積が大きくとられています。これは、「車体に映し込まれる風景や光の『移ろい』によって、風景を引き立てる」コンセプトを反映したものと考えられます。さらには夜景の魅力を高めるため、路面の演出照明などの検討も行うとされています。

 車内は、「歩道側に面したカウンター席」や「車窓に囲まれたベンチ席」といった、従来のバスにはない座席レイアウトも検討するとされています。乗降場のデザイン案には透明の屋根が設けられるイメージが示されているほか、「SRTルートを明示するため、舗装グラフィック等によるアイデンティティの表現を検討する」とも明記されています。

 なお、これまでの懇談会で、運行予定事業者は名鉄バスに、連節バス1両の落札者は三菱ふそうに決まっています。三菱ふそうは現状で国産の連節バスを製造しておらず、メルセデス・ベンツの「シターロG」を取り扱っているため、これが車両のベースになる可能性があります。

 今後は、2024年夏頃にデザインを決定し、下半期には車体の二次架装、乗降待合空間の整備などが行われる予定。2025年度には、名古屋駅ー栄の「東西ルート」から運行を開始する予定です。

※誤字を修正しました(2/29 10:00)

【了】

【マジでほぼ“電車”】斬新な「SRT」のイメージ(画像で見る)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス