「唯一無二の役割」新たな鉄鯨部隊「第11潜水隊」発足!海自潜水艦の強化につながるか?
潜水艦「じんげい」の就役によって、新部隊が発足したそう。
就役わずか2年の新鋭「たいげい」が所属
海上自衛隊は2024年3月8日(金)、潜水艦隊隷下に第11潜水隊を新編したと発表しました。
これは同日付で、最新潜水艦「じんげい」が就役したことに伴い、既存の「たいげい」が試験潜水艦に種別変更されたことで行われた組織改編の一環です。
「たいげい」の船体サイズは全長84.0m、幅9.1m、深さ10.4m、基準排水量3000t。乗員は約70名で、主機関はディーゼル電気推進、軸出力は6000馬力です。同艦は、たいげい型潜水艦のネームシップとして2020年10月14日(水)に進水・命名されたのち、2022年3月9日(水)に就役しています。前出の「じんげい」は同型の3番艦であるため、姉妹艦といえる存在です。
「たいげい」は、今回の改編によって試験業務に従事する専用艦になるとのこと。海上自衛隊では試験潜水艦の導入により能力向上が効率化され、水中領域の抑止力や対処力の強化が加速すると説明しています。
【了】
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