「青梅‐五日市」新ルート誕生! 都道「梅ヶ谷トンネル」16日開通 日の出の“温泉アクセス”も変化
東京都の日の出町と青梅市を結ぶ都道238号「梅ヶ谷トンネル」が、開通します。
「青梅~つるつる温泉」ルートが誕生
東京都道238号大久野青梅線の「梅ヶ谷(うめがた)トンネル」が、2024年3月16日15時に開通します。
梅ヶ谷トンネルは、日の出町大久野の観光拠点「ひので肝要の里」付近と、青梅市梅郷一丁目を東西に結びます。長さは1333mです。
日の出町側は、役場や武蔵五日市駅から「生涯青春の湯つるつる温泉」や日の出山・御岳山(車は行き止まり)に向かう都道184号奥多摩あきる野線と接続。
青梅市側は、日向和田駅や吉野梅郷から、日の出町役場や武蔵五日市駅方面に抜ける都道238号・251号青梅日の出線とつながります。
このトンネルが開通することで、両側地域の災害時の孤立化を防ぐとともに、接続都道の迂回ルートとしての役割が期待されています。
また、御岳山や日の出山の登山客らでにぎわうつるつる温泉のアクセス拠点は現在、武蔵五日市駅ですが、トンネルの開通により日向和田駅や青梅駅から向かうルートも誕生します。
トンネルは、道路幅員7m(2車線)、歩道幅員2.5mで整備されます。事業費は約102億円です。
なお、開通前の16日11時から「ひので肝要の里」では、関係者向けの開通式典が開かれる予定です。
【了】
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