「ぶつかるのが仕事です」アメリカの超レア艦艇が来日! ダイナミックすぎる“仕事のやりがい” 船長に聞いた

シアトルを母港とするアメリカ沿岸警備隊の大型砕氷船「ポーラースター」が、アメリカ海軍横須賀基地に寄港しました。主任務は南極海周辺で氷を砕き航路を切り開くこと。なぜ来日したのか、船長に話を伺いました。

「ポーラースター」にしかできない仕事とは

 前述の通り、「ポーラースター」は氷を砕きながら南極基地までの航路を切り開くのが仕事です。氷が薄い海域であればそのまま突き進むことができますが、ときには厚さ数mもの氷を砕かなくてはなりません。その場合には、一度船をバックさせ、そこからエンジンの推進力を最大限にいかして氷に乗り上げ、自重により上から氷を砕くのだそうです。

 そうした特殊な仕事をこなさなければならないため、「ポーラースター」ではほかの船では味わえない快感を味わえるといいます。

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取材陣の質問に答えるケイス・ロペラ船長(2024年3月12日、稲葉義泰撮影)。

「通常、船を操船する場合は何かにぶつかることを極力避けるようにします。しかし、我々の場合はぶつかっていくのです。氷を砕いて進むのが仕事ですからね。これが非常に楽しく、面白いのです」(ロペラ船長)

 また、船内の食堂の壁には1枚の写真が飾られています。氷に閉ざされた南極を撮影した衛星写真です。よく見ると、うっすらと1本の線が見えるのですが、実はこれは「ポーラースター」が切り開いた航路を撮影したもの。乗員によると、自分たちの仕事を衛星から見られるというのも、この船ならではのやりがいなのだそうです。

滅多に見られない! 船内の様子は(写真)

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