JALが国際線に「A350-900」就航へ…なぜ? 現・国内幹線向け主力機 その新戦略とは
2027年度運航開始だそうで!
20機の国際線仕様機を発注
JAL(日本航空)が2024年3月21日、現在の国内幹線向け主力機である「エアバスA350-900」を追加で21機購入すると発表しました。このうち20機は同型式としては初めてとなる国際線仕様機です。導入開始は2027年度を予定しています。
JALのA350-900は2019年に運航を開始。369席を標準仕様とする国内線フラッグシップとして、現在15機が運航されています。また同社では2024年1月より、A350-900の胴体延長タイプである「A350-1000」を、長距離国際線の新旗艦機として導入を開始しています。
同社によると、A350-900国際線仕様機は、ともに追加導入を決定したボーイング787とともに、今後成長が見込まれる北米・アジア・インド路線を中心に投入される計画とのことです。
これらは現在の767-300ERの後継機となり、767より大型のA350-900へと更新することで、海外マーケットの需要取り込みを図るとのこと。グループの国際線供給量は1,4倍まで拡大するとのことです。
なお、これより新造導入される21機のA350-900のうちの1機は国内線仕様機で、2024年1月2日に羽田空港で発生した衝突事故により全損した13号機(JA13XJ)の代替機となります。
【了】
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