「未来の成田空港」姿が明らかに! B滑走路は”番号変更” 下に東関道が通る! 新滑走路の全容も

かなり具体的なプランが出てきました。

B滑走路は「34C/16C」に

 成田空港が運営するNAA(成田国際空港)が、「滑走路整備計画の概要」改訂版を2024年4月に公開。この資料には、滑走路の増設や延伸などが行われた将来の成田空港の姿が、より具体的に描かれています。

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成田空港を離陸する旅客機(乗りものニュース編集部撮影)。

 現在のB滑走路(2500m 現在の滑走路番号は34R/16L)は、将来的に北側へ1000m延伸され、長さ3500m、幅員60mの滑走路へと整備される計画です。そして同滑走路の左右には、航空機騒音低減のため防音堤も整備。滑走路番号も「34C/16C」に変更される見込みです。また、滑走路延伸部分の下にはトンネルが作られ、東関東自動車道や「成田市補償道路」などが通される予定です。

 新しく作られるC滑走路(34R/16L)は、長さ3500m、幅員45mとなる予定。滑走路の縦断勾配は、現況の地形を活かし、標高20~33mで整備される計画です。こちらも、滑走路下にトンネルが作られ、これらには4車線の「県道成田松尾線及び(仮称)滑走路横断道路」、国道296号などが通される予定です。

 これらの工事完成予定期日は2029年3月31日までを予定しています。

【了】

【資料】今とだいぶ変わる! これが成田空港の「将来の姿」全容です

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コメント

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1件のコメント

  1. まずは反対派の土地を没収するのが先決