JAL国内線「コスパ最強席」のさらに最強席がある!? 「普通席+1000円~」でここまで変わるか!

JAL国内線には「クラスJ」と呼ばれる独自のグレードが設定されています。普通席に1000~3000円プラスで乗ることもできるこのクラスは、どのようなものなのでしょうか。

普通席と「ファースト」の中間?

 JAL(日本航空)国内線には、コストパフォーマンスの高さから根強い人気をもつ座席グレードが存在します。普通席と国内線最上位の「ファーストクラス」の中間に位置する、同社独自の座席グレード「クラスJ」です。どういったものなのでしょうか。

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JALの国内幹線用主力機、エアバスA350-900(乗りものニュース編集部撮影)。

 このクラスJは、JALグループ国内線のほとんどの路線に設定されています。当日アップグレードであれば、普通席からプラス1000円から3000円(税抜)で搭乗可能。価格は路線の距離によって異なりますが、たとえば羽田~北海道・九州路線は2000円がスタンダードです。

 国内幹線向け主力機であるA350-900に搭載されたクラスJシートの場合、シートピッチ(前後間隔)が普通席より約18cm広い約97cmであるほか、普通席より大型の個人モニター、レッグレストなどを備えています。A350-900の普通席は横3-3-3列ですが、クラスJは1列少ない横2-4-2列に。そのぶん、座席の横幅も普通席より広めに設定されています。

 しかし、ファーストクラスのように食事の提供などはなく、JALマイレージバンクのステータス保有者などでなければ、空港ラウンジの利用もできません。もっとも、普通席からファーストクラスにアップグレードする場合は1万円以上かかります。

 そして、このクラスJは、便によっては“超アタリ席”になることもあります。

【写真】豪華すぎる… これがJALの「いろんなクラスJ」です

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