双頭竜か! 「世界最大の怪鳥飛行機」飛ぶ…なぜ? 最終ミッションは「翼に抱えた謎の爆速機をぶっ放す」
世界で1機のみです。
全幅約117m
ストラトローンチ・システムズの公式SNSが、同社が保有する世界最大級の飛行機「ロック(Roc)」のテストフライトの様子を動画で投稿しています。
ロックは、「空飛ぶロケット発射台」として開発された飛行機で、初飛行は2019年4月。世界に1機のみの機体で、6発のエンジン、約73mの全長、そして飛行機としては世界最大となる約117mの全幅をもちます。またこの機は、胴体のあいだのスペースにロケットなどを搭載するため、1つの機体に2つの胴体がついた「双胴機」のスタイルを採用。大きさ、その形とともに唯一無二の飛行機となっています。
今回のテストフライトでは、新たなスタッフのトレーニングとアップグレードされた操縦システムのテストなどが実施されたとのこと。現在ストラトローンチ・システムズでは、ロックに極超音速飛行試験機「Taron-A」を搭載し、「極超音速飛行」のサービス化を予定しており、2024年3月には「Taron-A」を翼に抱え、空中発射するテストに成功しています。
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