埼玉の“悪名高き渋滞ポイント”いよいよ変貌へ 準備の車線規制に注意! 全ての原因「途切れた高速側道」開通いつ?

もうちょっとの辛坊ですが、岩槻IC利用者は注意!

「直進だけ詰まる」国道122号「加倉(南)」変貌へ

 さいたま市が2024年5月27日より、岩槻区の国道122号「加倉(南)」交差点にて、工事にともなう車線規制を開始しました。埼玉県内でもとりわけ“何とかして”との声が大きい渋滞ポイントに変化が生じています。

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国道122号「加倉(南)」交差点、2024年1月。直進レーンは渋滞している。左折のフリーレーンが5月27日から閉鎖となった(乗りものニュース編集部撮影)。

「加倉(南)」は、東北道の側道である国道122号と、国道16号が交わる交差点です。車線規制が始まったのは、このうち国道122号北行きの部分となります。

 従来の車線構成は、「左折フリーレーン/直進/右折/右折」でした。左折フリーレーンは、停止線の手前で左へ分岐している車線で、前方の信号に規制されずに左折することができます。しかし、工事に伴い左折フリーレーンを閉鎖。車線数は維持しつつ「左折/直進/右折/右折」の構成に変更したといいます。

 ここは左折するとすぐ、東北道の岩槻IC入口が存在。このため左折需要を考慮して左折フリーレーンとなっていたものの、左折車も直進車と同様、信号に従うこととなりました。

 そしてこの交差点、“直進だけ”異様に車列が伸びる渋滞ポイントとして知られています。

 なぜなら、その先の国道122号が県道2号(旧国道16号)と交わる「加倉(北)」交差点で、東北道の側道が突如として途切れるためです。ここから北を目指すクルマの渋滞が、「加倉(南)」交差点までずっと伸びてくることが多々あります。

 現在、この途切れた側道をつなげる「国道122号 蓮田岩槻バイパス」の工事が佳境を迎えており、今回の「加倉(南)」交差点の車線規制工事も、この開通前の準備のひとつとして行われています。

【直進だけ詰まる】国道122号「加倉(南)」交差点の位置/車線規制の概要(地図/画像)

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