もう秒読み!エアバス新型旅客機就航で「新路線続々登場」か? キモの「11時間通路1本の機体で飛ぶ」どう実現

開発の最終段階に入り、就航が秒読みになったエアバスの新型機「A321XLR」は「単通路機最長の航続距離」のコンセプトを持つユニークなモデルです。その強みにはどのような意味があり、それをどう実現しているのでしょうか。

どうやって「11時間飛べる単通路機」を作ったのか

 では、どのように航続距離を延長したのでしょうか。最終組み立て作業についてエアバスの担当者は「ほかのA321と比較して大きな違いはない」とコメントを出しています。

 A321XLRが「単通路機で最長の航続距離」を実現するにあたり、重要なパーツが燃料タンクとのこと。同機では通常の主翼部、中央翼(主翼と胴体の結合部)部分のタンクに加え、中央翼の少し後ろに「リアセンタータンク(RCT)」と呼ばれるタンクが備わります。

 このことで、従来機より1万2900Lの燃料の搭載が可能に。燃料が多く積めるぶん長距離を飛べるようになるというわけです。このほか、既存のA320ファミリーの胴体延長・航続距離延伸型の「A321LR」から、長距離飛行向けの大きな廃水タンクなども設置されたほか、主脚と前脚を強化するなどの改修が施されたとのことです。

 A321XLRを初めて運航する会社はスペインのイベリア航空になると発表されています。同社での就航は2024年夏頃の予定です。

【了】

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