「ここ本当に電車か…?」くらい快適!? 阪急初の有料座席「PRiVACE」試乗 終点で“斬新な動き”も
いよいよ始まる阪急電車初の有料座席サービス「PRiVACE」(プライベース)、その試乗会に参加しました。広々とした座席が快適なだけでなく、驚くほど「静か」な車内も特徴の一つかもしれません。その注目度はかなり高まっているようです。
めっちゃ静か… 思わず隣の車両と比べちゃった
阪急電車として初の有料座席サービス「PRiVACE」(プライベース)が、いよいよ2024年7月21日(日)から始まります。その報道向け試乗会が7月8日に開催されました。
試乗会の列車は、新型車両2300系電車に1両の「プライベース」車両を組み込んだ8両編成です。正雀車庫(大阪府摂津市)を出発したのち、桂車庫(京都市西京区)で折り返して再び正雀車庫に戻ります。往復時間は約1時間40分です。
プライベース車両の座席は2列+1列配置。出発に備えてまず席に座ると、改めてそのゆったり感に驚きます。足を十分伸ばせるスペースがある上に、テーブルもA4程度の大きさのノートパソコンなら十分に置ける大きさ。ビジネスパーソンなら、移動中にちょっとパソコンを広げて仕事もできそうです。
走行中に印象に残ったのは「静かさ」です。プライベース車両にはモーターやコンプレッサーがついていない(いわゆる「T車」)ため、走行音はほとんど気になりません。走行中に一般車両へ移って音を比べてみましたが、やはりプライベースのほうが静かに感じました。
車窓を眺めていると、出発駅である正雀駅はもちろん、途中の駅でもときおりファンらしき人がカメラを手に待ち構えている様子が見えました。人気や関心の高さが伺えます。
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