「へ、メーターもない?」ミニマムすぎる斬新SUVが好調 でもそれは“ボルボらしい”のか?

ボルボのコンパクトSUV「EX30」が好調。戦略的な価格設定で、クルマの買い方も大きく変えています。メーター類すらも廃したミニマムさも先進性を演出しているものの、果たしてそれは“ボルボ”らしいのでしょうか。

ボルボはもはやEVメーカー “お試しボルボ”も好調

 戦略的な価格と補助金の効果もあって、2024年の1月から4月までのEX30の累計登録台数は942台と、輸入車EV車名別登録台数でトップを記録。さらに同期間の全ボルボ車の国内登録台数4200台に対して、BEVの3車種が占める“EV比率”は25.8%にも達しており、今やボルボ車の4台に1台がBEVへとシフトしています。

 では、ボルボBEVの主力となったEX30は、どのような人が購入しているのでしょうか。

 ボルボカージャパン広報部によれば、購入者の平均年齢は50代前半。ただし購入者層としては、20代~70代と幅広いそうです。購入者の地域は、東名阪が多く、降雪地のユーザーは少なめだそうですが、これはEX30の日本仕様に、現時点で4WDが未設定なことが影響していると見ているようです。

 手軽にEV生活が始められるサブスクシステムの提案も、ボルボEVの特徴のひとつ。C40リチャージに続き、EX30も導入記念企画として、300台限定で実施されました。車両代や税金、任意保険料などを含め、月々9.5万円で最大24か月の利用が可能なほか、さらに3か月前の申し出で途中解約も可能となっています。

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ダイヤサイズは245 45R19、最低地上高は175mmを確保。それでいて全高は1550mmに抑えられている(大音安弘撮影)。

 EX30のサブスクへの申し込みは375件あったそうですが、契約まで至ったのは、143人だったそう。このことはEVへの関心は高まりつつあるものの、まだ購入を躊躇してしまう人が多い現実を伺わせます。ただ、ボルボ国内初のBEVとなった「C40リチャージ」で実施されたサブスクを含め、半年以内の解約は全体の20%と、BEVをお試しで終えた人は意外と少なく、多くの利用者がBEV生活を満喫しているとのことでした。

 また契約者も個人が75%と多かったのも、現状のBEV購入検討者にとって、サブスクは魅力的な提案だったといえそうです。

【ここまで割り切った!】メーターないだけじゃない「EX30」写真で見る

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