被弾したロシア軍機が「地上に激突」 緊迫の映像をウクライナが公開 “頑丈な攻撃機”もミサイルは耐えられず
近接航空支援は危険と隣り合わせ。
危険と隣り合わせの「近接航空支援」
ウクライナ国防省は2024年7月23日、撃墜されたロシア軍のSu-25攻撃機が地上に激突する様子を、飛行中のドローンから撮影したとみられる映像を公開しました。
同国防省によると、映像は東部ドネツク州の前線で撮影したとのこと。超低空を飛行するSu-25に対し、ウクライナ兵が地上から携帯型防空ミサイルシステム(MANPADS)を発射する映像もあわせて公開しています。
映像では、ミサイルが命中したSu-25が黒煙を吹き、機体の制御を失って地上に激突。大爆発が起きています。パイロットは墜落する直前に脱出したとみられ、パラシュートが写っているのが確認できます。
Su-25は、地上の味方に対する近接航空支援を主任務とする低速ジェット攻撃機です。最前線の低空を飛行することが多く、対空砲火にも耐えられるように設計された装甲を持つなど、機体は頑丈につくられています。
それでも任務は危険と隣り合わせです。今回の事例は、まさにその危険を示していると言えそうです。
【了】
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