「中国製戦闘機」アフリカで初の顧客か!? 米露の戦闘機を断り購入した決め手とは?
まさかの中国機。
米露の機体を断ったエジプト
エジプトが中国製の戦闘機であるJ-10Cの購入を選択したと2024年9月7日、エジプトメディアが報じました。
同国国内メディアの報道によると、2024年8月19日にJ-10Cの購入契約が結ばれたとのことです。なお、国防省からの正式発表はまだ行われていません。
これまでエジプトは老朽化したF-16を更新するために、アメリカからF-16Vへのアップグレードプログラムが、ロシアからSu-35が提案されたといわれていましたが、これらの申し出をエジプト政府は断ったと報じられていました。
8月5日にはエル・アラメイン国際空港で行われた「エジプト国際航空ショー」にJ-10Cが輸送機のY-20と共に展示されており、中国人民解放空軍もアフリカで初飛行を行うなど、中国との関係性の強化が注目されていました。
なお、J-10C採用に至った理由はF-16よりも高い制空戦闘能力にあったと報じられています。正式にJ-10C購入が決まれば、パキスタンに次いで2例目の中国戦闘機購入国となります。
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