「機体が起立!…離陸!!」驚愕コンセプトの航空機、その最新状況は? 見た目“虫”、動きは“犬”!?

駐機中の飛行機が“起き上がり”、そのまま垂直に離陸し飛んでいく、奇抜なコンセプトの無人機の開発が進められています。その最新状況はどのようなものなのでしょうか。

機体が起き上がって飛ぶ…だと?

 駐機中の飛行機が“起き上がり”、そのまま垂直に離陸し飛んでいく、奇抜なコンセプトの無人機の開発がオーストラリアで進んでいます。これまで航空機の開発にさほど取り組んでこなかったオーストラリアですが、実用化されれば自国軍の採用も考えられ、準同盟国の日本の自衛隊員が目にする機会が出るかもしれません。

Large 20240927 01
BAEシステムズ・オーストラリアが開発を進めている無人機「ストリクス」(画像:BAEシステムズ・オーストラリア)。

「ストリクス(STRIX)」と名付けられたこの無人機は、英国BAEシステムズの現地法人BAEシステムズ・オーストラリアが開発を進めている機体で、中型ドローンに分類されます。2023年に発表され、2024年7月には英国ファンボローで小型の模型が展示され、開発が続いていることがうかがえました。

 ストリクスのメリットは、V-22「オスプレイ」と同じように、垂直離着陸ができるヘリコプターと高速巡航ができる飛行機の利点を組み合わせた点です。ただそれを実現するためのメカニズムは「オスプレイ」とは全く異なります。

 犬や猫が前足を上げ立ち上がるように、機体前部の主翼についたプロペラが回転して機体全体が起き上がり、後部の主翼のプロペラも駆動して垂直に上昇します。そして、再度機体を寝かせ飛行機のように飛び、敵を偵察したり胴体前方下に吊り下げた空対地ミサイル、ブリムストーン・ミサイルなどで攻撃したりします。

 着陸時も垂直になりながら高度を落とし、「伏せ」をするようにして接地します。ストリクスがあたかも昆虫を彷彿させる姿をしているのも、「ティルト・ボディ」と呼べる特性を持たせたためと考えられています。

 ストリクスは狭い場所でも発着できる特性から、BAEシステムズ・オーストラリアは、陸軍のヘリコプターに随伴する無人機、いわゆる「忠実な僚機」への活用のほか、海軍艦船への搭載機としてアピールしています。そのためでしょう、ファンボロー航空ショーで展示された模型の胴体には「NAVY(海軍)」と書かれていました。

この記事の画像をもっと見る(2枚)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス