えっ、自走して来ないの!? 自衛隊「ピカピカの最新戦闘車両」納入から運用開始まで密着! “新車だからビニールはがさなきゃ”

大分県に陸上自衛隊の最新装備が到着し、それに伴う記念式典が実施されました。そこで運び込みから式典までを密着。関係者からは、この後のスケジュールについてもうかがうことができました。

8月中旬、玖珠に到着

 このたび、第2特科大隊に配備された19式装輪自走155mmりゅう弾砲ですが、玖珠駐屯地に運び込まれたのは、1か月ほど前の8月中旬のこと。この日の早朝、トレーラーに積載され駐屯地に運び込まれた19式は、到着後に日鋼特機社員の点検を受けた後、部隊へと引き渡されました。

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入魂式にて記念撮影を行う西部方面特科連隊第2大隊の隊員(伊藤洋平撮影)。

 同日中に、担当する中隊砲班の隊員のほか、大隊の隊員が集合し日鋼特機の社員から車体のミラー調整の仕方から火砲部の操作に至るまで細部に渡って取り扱いに関する説明を受けています。

 なお、これに関連して大隊の幹部は「説明を受けるにあたって既に富士学校の特科教導隊や先に導入されている第1大隊で教育を受けた隊員もいるかと思うが、いま一度初心に帰って新たな気持ちで臨んで欲しい」と訓示していました。

 こうして迎えた9月13日の入魂式典では、第2特科大隊の隊員のほか、玖珠駐屯地所在の各部隊長をはじめ、隊友会会長など内外から多数の来賓が臨席。そのなかで第2特科大隊長の福田忠輔 3等陸佐は「我が国を取り巻く安全保障環境は南西諸島における周辺国の活動が活発化しており、ロシアによるウクライナ侵攻は今も続いている。国防の第一線に配備されている西部方面特科連隊第2大隊に求められる任務・役割は非常に厳しいものになると予期している。 (中略) 本装備品は全国の特科部隊に先駆けて導入されており、我々は本装備品の特性を活かした新たな戦い方を創造し、習熟して早急に戦力化できるよう錬成していくことが必要である」と述べていました。

 なお、これに関して大隊のある幹部は、「習熟が順調に行けば、年内もしくは年明けには実射訓練を行い、年度内には大隊として戦力化を目指したい」と述べていたことから、徐々に周辺道路を使っての操縦訓練や演習場での実射訓練などが行われると思われます。

 ちなみに玖珠駐屯地では、10月6日(日)に開催予定の駐屯地記念行事にて、今回配備された19式装輪自走155mmりゅう弾砲を展示するとのことなので、新車を見に足を運んでみても良いかもしれません。

【おっ、新マーク?】ピカピカの新車「19WHSp」玖珠での様子(写真)

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