車に“黄色いパンツ”を履かせて水に浮く!? まさかの“船外機でボート化”も 各界から熱視線

警察や海外からも注目を集める

 津波が襲ってきた際の衝撃による耐久実験などはこれからとのことですが、洪水時の漂流を想定した実験などでは既に実用可能なレベルの安全性があるとのことです。

 さらに、この状態で外部の動力源を取り付け、本当に船として活用することも想定しているとか。 全長が3m以下のマイクロカーに関しては、2馬力未満の動力を付けた状態の場合、船舶扱いにもならないとのことで、船外機を取り付けた水陸両用車両もテストしており、「湖などでの魚釣りにも使えます」とのことでした。

 前述したように今回が初公開で、まだ値段や発売時期などの未定とのことですが、会場では公共機関からの視線が熱かったとのこと。担当者は「警察関係者がいらして、『パトカーを覆うタイプの開発などは考えていませんか?』と質問されました。豪雨災害などでパトカーなどが流されたケースもあるので」と明かします。

 さらに、豪雨災害の多い東南アジアや韓国の政府関係者も同ブースを訪れ、話を聞いていったとのことです。

 クルマ業界の関係者からも、SUVやセダンに対応したシートを作る予定はないのかという問い合わせもあったそう。担当者は「ハイブリット車やEVに搭載されたリチウムイオン電池は水に触れると発火する可能性があるため、水害時にそのリスクを軽減する目的のためのようです」と話していました。

【了】

【マジかよ!】ホントに浮いてる…いや「船」になってる!(写真)

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