タイに行ったら「トラックの荷台タクシー」にみんな乗っているのですが、どう乗るんでしょうか。危なくないんでしょうか。
乗り心地?いいわけないよね…
さて、そんなソンテウの乗り心地ですが、やはりトラックがベースであることから、決して快適とは言えません。ただチャーター以外のソンテウは(とくに客の乗降が多いパタヤ市街中心部では)せいぜい20km/hほどしか出さないため、とくに不快に感じたり、危険に思えることはありません。
乗車定員は一般的な大人が座席を使うスペースから考えると12名ですが、大柄な人、大きな荷物を持つ人が乗っている場合(かつ運転手がそれでも追加の乗客を乗せる場合)は、「椅子と椅子の間の空間に中腰で立つ」「車体後部のステップに立つ」といった乗り方になることも。ビーチロード、セカンドロード、ソイブッカオを走るソンテウは、文字通り“次から次に”やってくるので、あまり混雑してるようであれば、安全を考えて見送ることをおすすめします。
タイでは、このほかバンコク南西のリゾート「ホアヒン」でも同様に市街を回るソンテウが走っていますし、バンコクの“映えスポット”として有名な「ワットパクナム」も、最寄りのスカイトレイン(高架鉄道)のタラートプルー駅からソンテウでアクセスできます。ソンテウの利用に慣れてきたら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【了】
Writer: 植村祐介(ライター&プランナー)
1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。
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