横須賀配備の新たなアメリカ空母 ついに米本土を離れ来日の途へ 到着はいつ?
9年半ぶり2度目の日本展開です。
横須賀到着は2024年の晩秋
アメリカ海軍は2024年10月18日、空母「ジョージ・ワシントン」がカリフォルニア州のサンディエゴ海軍基地を出港し、日本へ向かったことを明らかにしました。
すでに、同艦は8日に同基地を離れているとのこと。なお、第5空母打撃群の司令官であるグレッグ・ニューカーク少将は「『ジョージ・ワシントン』はサンディエゴを出航し、日本へ再配置される最終段階に入っている。日本では再び前方展開する空母として機能する」と答えています。
「ジョージ・ワシントン」は、かつて2008年9月から2015年5月までの間、日本を事実上の拠点として活動していました。その後、原子炉の燃料棒交換を含む大規模オーバーホール(RCOH)を行うために姉妹艦「ロナルド・レーガン」と交代する形で離日しています。
2023年5月に米本土東海岸のニューポートニューズ造船所でRCOHを終えると、10か月にわたって各種テストや認証検査を実施。今年4月にバージニア州ノーフォークを出航し、南アメリカ南端のホーン岬を回って7月にサンディエゴへ到着しました。
なお、同艦にはネバダ州のファロン海軍航空基地で訓練を終えた第5空母航空団も収容されているとのことで、この航空団も「ジョージ・ワシントン」の来日に合わせて山口県にある岩国海兵隊航空基地に飛来する予定です。
アメリカ海軍では、「ジョージ・ワシントン」は晩秋に横須賀へ到着すると記していることから、日本に姿を現すのはおそらく2024年11月中旬以降になると思われます。
【了】
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