海上自衛隊とANAがタッグ「日本初!」の偉業を太平洋上で達成

そのうち人も運べるようになるかも。

房総半島の沖合を航行する護衛艦に対し実施

 海上自衛隊は2024年10月28日、ドローン(無人航空機)を用いて陸上から洋上の艦艇へ物資輸送などを行う技術検証を実施したと発表しました。

 これは、ANAホールディングスの協力のもと行われたそうで、期間は2か月ほど前の8月15日から25日までの間、場所は千葉県南房総市とその周辺海域で、輸送用ドローン「Skyways V2.6」が用いられたといいます。

Large 115 13l

拡大画像

海上自衛隊の護衛艦「あきづき」(画像:海上自衛隊)。

「Skyways V2.6」は積載重量5.69kg、飛行可能距離535.6kmで、物資は機体内に格納し、目標地点へは自動で投下するようになっています。洋上の艦艇までは自動で飛行していくとのことで、期間中には房総半島の沖合23kmを航行している艦艇へドローンによる物資輸送を行い、成功したとのこと。これは日本初だそうです。

 海上自衛隊では、今後も無人機による効果的な輸送任務の実現に向けて取り組んでいくとしています。

【了】

【護衛艦のアップも】洋上を行く艦艇の真上に飛来した輸送用ドローン(写真)

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。