高速道路に直結だ! 40km無料の快走路「都城志布志道路」2月延伸 重要港につながる“南北新ルート”全通間近
都城志布志道路の都城IC~乙房IC間が、2025年2月に開通します。
都城ICで宮崎道に接続
国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所は2024年11月27日、都城志布志道路の都城IC~乙房IC間が、2025年2月15日(土)16時に開通すると発表しました。
都城志布志道路は、宮崎県都城市と鹿児島県志布志市を南北に結ぶ延長約44km・通行無料の地域高規格道路(自動車専用道路)です。国土交通省・宮崎県・鹿児島県が区間を分けて整備を進めており、現在、両端部を除いた乙房IC~志布志IC間35.3kmが開通しています。
今回開通するのは、北端部・都城市内の都城IC~乙房IC間5.7km(国道10号都城道路2期)です。これにより都城志布志道路は、都城ICで宮崎道に直結します。また、開通区間の途中にできるIC名は、「高木IC」「おきみずIC」に決定しました。
都城志布志道路は、畜産業産出額全国1位(2022年)の都城市と、南九州の重要港・志布志港を結びます。今回の開通で、都城IC~志布志港の所要時間は、14分短縮される見込みです。
宮崎河川国道事務所はこのほか、開通効果として、都城ICや志布志港などへの企業進出・雇用促進、都城市郡医師会病院へのアクセス性向上、現道の国道10号の混雑緩和を挙げています。
なお、都城志布志道路は、南端部の志布志IC~志布志港IC間3.2km(県道63号志布志福山線志布志道路)も、2024年度に開通を控えています。
この残り南北2区間ができると都城志布志道路は全線が開通し、宮崎道から東九州道(志布志IC)や志布志港までが自動車専用道路で一本で直結。福岡・熊本・大分・宮崎などの各都市から、志布志港方面へのアクセス性が大幅に向上します。
【了】
コメント