81歳“県議”も加害者に 死亡事故急増で「非常事態宣言」の県も 深刻レベルで事故が起こっている“魔の時間帯”とは

全国で交通事故死者数が深刻なレベルで増加しています。岐阜県は「死亡事故多発非常事態宣言」を発令。年末年始に向けての事故増加が止まりません。岐阜県内では、11月の事故の大半が「魔の時間帯」に起こっています。

バイク死亡事故では、大型バイクが上回る

 岐阜県の2024年の死者数は、6月に8人で一度ピークを迎えました。歩行者を重点とした事故対策で減少しましたが、再び増加に転じました。こうした傾向を受けて、12月の交通安全啓発を前倒しで実施、事故多発地点での重点的な取締りも予定されます。

 岐阜県警交通部が事故防止対策を呼びかけています。

「運転者に向けては、ヘッドライトの点灯を早めに行うほか、ハイビームの適切な活用を呼びかけています。ロービームはすれ違い灯とも呼ばれていて、点灯中は本来、ハイビームを使っていただきたい。また、夜間の歩行ではなるべく反射材の付いた衣服などを活用してほしい。運転者も歩行者も、早く発見する、発見されるように努めて下さい」(交通企画課)

 バイクの事故も岐阜県では深刻です。岐阜県警の集計によると、2024年のバイク死亡事故は8人(11月28日時点)。そのうち排気量125ccまでの小型バイクの死者は2人で、大半は自動二輪車の事故でした。

 このほかに、バイク運転者が加害者となった歩行者の死者が2人ありました。自動二輪車のライダーは加害者になることにも注意を向けた運転が必要です。

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「運転者はヘッドライトのハイビーム、歩行者は反射材」で、遠くからでも早めの発見を呼び掛ける岐阜県警交通部・川瀬貴敏交通企画課長(中島みなみ撮影)。

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Writer:

1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。

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