鉄道の運転手は、出発するときに『出発進行!』と言わないときがある!?

どこかへ移動し始めるときに「出発進行!」と言うことがあります。さてこの「出発進行」という言葉、鉄道が由来なのは比較的有名かもしれません。しかし鉄道では発車するとき、必ずしも「出発進行」とは言いません。

必ずしも言わない「出発進行」

自動車でも自転車でも、はたまた歩きのときでも、どこかへ移動し始めるときに「出発進行!」と言ったりしますよね。テンションを上げてくれる良い言葉だと思います。埼玉県を舞台に奔放な5歳児が活躍する某有名アニメでも、家族揃ってクルマで出かける際に「出発おしんこー! キュウリのぬか漬けー!」と盛り上がっています。

さてこの「出発進行」という言葉、鉄道が由来なのは比較的有名かもしれません。運転士が「出発進行!」と、白手袋の人差し指をビシッと伸ばしてキメている姿を、どこかで見たことがあると思います。

関西空港連絡特急「はるか」で、信号を指差喚呼する運転士。「指差喚呼」とは指を差して、その状態(この場合は信号の表示)を口に出して確認すること。白手袋が眩しい。

しかし鉄道では発車するとき、必ずしも「出発進行」とは言いません。

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コメント

4件のコメント

  1. ちょっと知識があれば分かることです。観察力も必要。常磐線日暮里下りの発車時には、「第二場内進行」(三河島の場内信号機)がふつう。阪急塚口は、特急が通過時に「出発進行」と喚呼。難しいはなしでは無いので、もうすこし
    世間に広まってほしいですね。とくに、「何とか鉄」と呼ばれるヒトはこれくらいの知識は。

  2. 本文はだいたいあってますが、この見出しを書いた編集者! 運転手ではありません。「運転士」です! 細かいことですが、こういう間違いが全体の信用を低下させてしまいます。くれぐれもご注意を。

  3. 出発進行とは、ポイントなどが有る駅で、ブラットホーム前方にある、「出発信号」が「進行/青信号のこと」になったとき、指さし確認する言葉です。ついでにプラつとホーム手前の信号は、場内信号で「場内、注意」などと確認しています。ポイントの無いだけの駅には、そもそも「出発信号」が無いので、出発進行とは、言いません。ですから駅の無いところの信号では、「進行」とか「注意/橙」などと言っています。

  4. もう少し細かく言うと、信号は「表示」ではなく「現示」です。合図は「表示」です。