VIP乗車の初列車故障 日本の新幹線は“持っていた”?
中国が建設を請け負ったトルコの高速鉄道で、VIPが乗る初列車にトラブルが発生してしまいました。世界初の高速鉄道である日本の「新幹線」が開業した日は、はたしてどんな状況だったのでしょうか。
首相や大使が乗っていた列車が
2014年7月25日(金)、トルコの首都アンカラと同国で最大の都市イスタンブールを結ぶ高速鉄道の第二期工事が完成。初列車にトルコのエルドアン首相、駐トルコ中国大使らが乗り込み、その完成を祝いました。
中国大使が乗車している理由は、このトルコ高速鉄道第二期工事に中国が参加しているため。中国にとって、初めて海外で請け負った高速鉄道建設事業でした。中国の人民日報は、自国の高速鉄道技術を世界へ輸出して行くにあたって大きな意義があったと伝えています。
しかしAFPによると、トルコ首相と駐トルコ中国大使らが乗り込んだその初列車は途中でトラブルが発生。30分間に渡り止まってしまいました。初期トラブルはつきものではありますが、残念なことです。
さて、世界初の高速鉄道として1964(昭和39)年10月1日に開業した日本の新幹線ですが、その初列車はどうだったのでしょうか。
「車内の乗客に一人の死者もなく」というのは、乗客による事件があった以上あまりよくない記述じゃないですかね。
「運行上の問題に起因する死者0」ならば、ドア〆時に離れなくてドアに挟まれたまま列車が発車して引きずられた事件も、飛び込みも、乗客が起こした事件も該当せず、その当たりに触れない、つまり変に問題をほじくらない言い方になったと思いますが。