コミケ電車混雑で窓ガラス割れ? かつては混雑率300%越えも
2014年夏、同人誌即売会「コミケ」の開催で電車が混雑し、電車の窓ガラスが割れたのではとネットで話題になっています。しかし現在より混雑の激しかった昭和時代は、そう珍しくなかったといいます。
昔はあまり珍しくなかった窓ガラス割れ
2014年8月15~17日にお台場の東京ビッグサイトで、日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)」が開催されました。イベントには3日間で55万人の来場があったといい、お台場へ向かうゆりかもめ、りんかい線と接続する東京メトロ有楽町線も激しく混雑。「車両のドア部分にあるガラスが乗客の重圧で割れた」という主旨の写真がTwitterに出回り、コミケの混雑を象徴するものとして話題になっています。
この有楽町線の窓ガラスが割れた件について、本当に混雑で割れたのかどうかは不明ですが、混雑で窓ガラスが割れるという事例はしばしば発生しています。ギュウギュウ詰めになった乗客の圧力という形でなくとも、窓ガラスに手をついたときの力加減によって割れることもあります。
混雑で割れる電車の窓ガラス。実は昭和40年代前後は、そう珍しい話ではありませんでした。理由のひとつとして、現在より激しかった混雑が挙げられます。
コミケを東京に集中させるのは間違い。名古屋、大阪、札幌、福岡とか柔軟に拡大すべき。