「カムイ」「ヌプリ」 アイヌ語由来の列車たち

北海道新幹線の列車名はどうなる?

 直接アイヌ語を採用するのではなく、アイヌ語が由来とされる地名から誕生した列車名も多数あります。

特急「スーパーとかち」 札幌~帯広
特急「スーパー宗谷」 札幌~稚内
特急「サロベツ」 札幌~稚内
快速「ニセコライナー」 札幌~倶知安・蘭越
快速「なよろ」 旭川~名寄
快速「しれとこ」 網走~釧路
快速「ノサップ」 釧路~根室
区間快速「いしかりライナー」 小樽~岩見沢など

 2015年度、北海道新幹線の新青森~新函館北斗間が開業します。しかし開業区間が150km弱と長くないことから新たに列車名は誕生せず、現在の東北新幹線「はやぶさ」の名がそのまま使われる見通しです。

 ですが北海道新幹線が札幌まで開業した場合、新しい列車名が誕生する可能性が高いと見られています。新幹線の列車名は公募されるケースが多く、東北新幹線「はやぶさ」も九州新幹線「さくら」も、東海道新幹線「ひかり」もそうです。はたして北海道新幹線の列車名、どんなものになるのでしょうか。まだ先の話ですが、アイディアを温めておくのも良いかもしれません。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。