新幹線の光と影 心配される地方鉄道

テレビ番組で鉄道ファンとして知られる俳優が、北越急行ほくほく線について「少し心配」と表現。北陸新幹線開業で、新潟県の第三セクター鉄道が揺れています。

収益の約9割を稼ぐ特急廃止

 2014年9月5日(金)、テレビ朝日「タモリ倶楽部」で鉄道ファンとして知られる俳優、六角精児氏が「ほくほく線が少し心配」と歌いました。

 「ほくほく線」とは北越急行という第三セクター鉄道の路線で、新潟県の六日町と犀潟駅を結んでいます。また北越急行ほくほく線には、上越新幹線と接続する越後湯沢駅と富山、金沢駅方面を連絡する特急「はくたか」が走行しており、東京と北陸を結ぶ動脈になっています。

北越急行ほくほく線を走る特急「はくたか」。在来線でもっとも速い160km/h運転を行っている。

 そのため、地方の鉄道は経営の厳しい路線が多いですが、この北越急行は1997(平成9)年の開業以来、ずっと黒字決算です。

 しかし2015年3月14日に予定されている北陸新幹線の開業で、特急「はくたか」は役目を終え廃止されます。特急「はくたか」は北越急行の営業収益のうち、実に約9割を稼ぎ出していた列車。それがなくなると、果たしてどうなるか。そのため六角氏は「少し心配」と表現したと思われます。

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