茅ヶ崎駅はサザン 広がるご当地発車メロディとその賛否

列車が発車するとき、ベルの代わりに流されるメロディ。近年ではご当地ものなど、バリエーションが大変増えました。しかし必ずしも賛成ばかりではなく、特定のメロディに対する否定的な意見も聞こえてきます。

広がる地元ゆかりの発車メロディ

 神奈川県にあるJR東海道本線の茅ヶ崎で2014年10月1日(水)から、発車メロディにサザンオールスターズのヒット曲「希望の轍」が使用されることになりました。茅ヶ崎市はサザンオールスターズのリーダー、桑田佳祐氏の地元であることなどがその理由です。

 列車が発車する際に、その合図としてホームに流される発車メロディ。それに高い知名度を持つ曲を使用している駅には、次のようなものがあります。

・上を向いて歩こう、明日があるさ、幸せなら手をたたこう
JR常磐線友部駅(茨城県)
※同駅のある笠間市は歌手の坂本九氏とゆかりがあることから。

・やっぱ好きやねん
JR東海道本線大阪駅(大阪府)
※同駅が大阪の中心駅であることから。

・『鉄腕アトム』主題歌
JR山手線高田馬場駅(東京都)、JR武蔵野線新座駅(埼玉県)
※そのアニメを制作した手塚プロダクションがあることなどから。

・『ひみつのアッコちゃん』主題歌
JR青梅線青梅駅(東京都)
※近隣に青梅赤塚不二夫会館があることから。

・証城寺の狸囃子
JR内房線木更津駅(千葉県)
※その童謡が木更津市にある証城寺の伝説を元にしているため。

多くの人がカニをべに行く城崎温泉駅では、冬なるとPUFFY「渚にまつわるエトセトラ」が発車メロディに。

 カニで有名なJR山陰本線の城崎温泉駅(兵庫県)では旬の冬場だけ、カニを食べに行こうとするPUFFYの「渚にまつわるエトセトラ」を使用するなど、期間限定で用いられる場合もあります。またコカコーラの企業コマーシャルとして渋谷駅の発車メロディをその曲にするなど、発車メロディを広告媒体として扱う場合もみられます。

 こうした発車メロディは「けたたましい発車ベルより良い」「楽しい」「地域のアピールになる」といった肯定的意見も多いですが、しばしば否定的な意見も聞かれます。

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