東京駅記念Suica 1駅あたりの販売数では相当に多かった

残念ながらその販売がスムーズに行かなかった東京駅100周年の記念Suica。このような記念Suicaは2001年の登場当初から発売されていますが、東京駅100周年のものは、1駅あたりの販売量としては非常に多かったことが分かりました。

多く見られるのは1駅平均1000枚程度の販売数量

 2001年11月18日からサービスが始まった、JR東日本のICカード乗車券「Suica」。2004年には買い物ができる「Suica電子マネー」もスタート。首都圏や東北地方など同社エリアで幅広く浸透し、「Suica」発行枚数は約4557万枚にもなりました(2014年1月)。

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2001年11月18日のサービス開始に合わせ発売された「記念Suica」(画像:JR東日本)。

 「Suica」では2014年12月20日に発売された「東京駅開業100周年記念Suica」のように、しばしば何らかの記念に限定カードが発売されています。「Suica」のサービスが開始された当初にも記念カードが登場しました。以下にその主なものについてまとめます。

2001年11月18日
「Suicaデビュー記念」
限定10万枚、首都圏の複数の駅で発売。

2004年8月1日
「Suica・ICOCA相互利用記念」
限定5万枚、首都圏240駅で発売。

2007年3月18日
「Suica・PASMO相互利用記念」
限定10万枚、首都圏を中心に74駅で発売。ひとり5枚まで。

2007年3月18日
「仙台空港アクセス鉄道開業記念」
限定4500枚、仙台地区8駅で発売。ひとり5枚まで。

2008年3月29日
「Suica・TOICA・ICOCA相互利用記念」
限定5万枚、首都圏を中心に64駅で発売。ひとり3枚まで。

2009年3月14日
「Suica・Kitaka相互利用記念」
限定5万枚、首都圏を中心に44駅で発売。ひとり3枚まで。

2010年3月13日
「Suica・SUGOCA・nimoca・はやかけん相互利用記念」
限定3万枚、首都圏を中心に30駅で発売。ひとり3枚まで。

2010年10月21日
「羽田空港国際線ビル駅開業記念」
限定9000枚、東京モノレール羽田空港第1ビル駅のみで発売。ひとり2枚まで。
※東京モノレール(JR東日本グループ)による発売

2013年3月23日
「交通系ICカード全国相互利用サービス開始記念」
限定3万枚、首都圏を中心に31駅で発売。ひとり3枚まで。

2014年3月15日
「東北楽天初優勝記念」
限定1万4000枚、仙台地区22駅で発売。ひとり3枚まで。

2014年12月20日
「東京駅開業100周年記念」
限定1万5000枚、東京駅のみで発売。ひとり3枚まで。

 

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各記念Suicaの数量と1駅あたりの販売数量

 このように過去の事例をみてみると、「東京駅開業100周年記念Suica」が東京駅1駅のみの発売で1万5千枚というのは、ほかの主な記念Suicaと比較し1駅あたりの販売数量では相当に多くなっていることが分かります。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

 
    
 
    

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