東京駅100年 「富士」復活で東京駅名物も復活

東京駅の開業100周年を記念し、寝台特急「富士」が復活運転されました。そしてこの復活運転で、かつてブルートレインで賑わった東京駅で日常的に見られていた、ある「名物」も復活しました。

汽笛一声、東京

 長い警笛が鳴り響いた2014年12月19日(金)、14時ちょうど。青い列車が東京駅をゆっくりと動き出しました。寝台特急「富士」です。2009年3月に廃止されたブルートレインですが、2014年12月20日に東京駅が開業100周年を迎えることを記念し、復活運転されたのです。東京駅発着のブルートレインは、2009年3月の「富士」「はやぶさ」廃止で見られなくなっていました。

レンガ駅舎の東京駅を、よみがえった寝台特急「富士」が発車していく(写真中央上部の青い車両。2014年12月19日、恵 知仁撮影)。

 ただ寝台特急「富士」は廃止当時、東京~大分間を結んでいましたが、今回の復活列車は伊豆半島の伊東駅(静岡県)行きです。また団体専用列車として運転されたため、通常のように「みどりの窓口」できっぷを購入するのではなく、この復活「富士」を使ったツアーに申し込む形で乗車することができました。

 ちなみにこのツアーでは「富士」で伊東駅へ到着後、伊東温泉の歓迎セレモニーを受けて旅館に宿泊。翌日は「東海バス ボンネットバスと川奈ホテル」「伊豆急 100 系乗車体験と伊豆急行車両基地見学」「伊豆箱根鉄道 機関車重連撮影といちご狩り」という3コースから選んだスケジュールを楽しんだあと、伊東駅より東京駅へ列車で戻ります。

 またこの東京駅へ戻るときの列車にも、貴重な車両が使われます。天皇、皇后、皇太后陛下がご乗車になる「お召し列車」、それで使われるE655系「なごみ」です。その専用車両以外なら一般人も利用できるのですが、その機会が少なく、鉄道ファンから高い注目を浴びています。

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